施設日記

くるみ 本を読んだり、お花を眺めたり 

2021-06-18

本が大好きですが、目が良く見えないTさんの為、「祈り」という本を傍らで職員が読んで聞いていただいています。この本で2冊目です。一冊目は「14歳の夏」という特攻隊員の最後の日々を見つめ、戦争の哀しさ、愚かしさを語った本でした。
「祈り」という本は文章がとても難解で、Tさんは理解されているのですが職員のほうが悪戦苦闘スマホ片手に意味を調べながら読んでいます。時には切ないと、ため息を漏らされ、時には嗚咽されながら真剣に聞き入っておられます。
打って変わって常にアクティブなMさんです。今日も職員とないもの探し。。
夏の野草の代表の西洋タンポポを見付けました。。
アヤメやルピナス・マーガレットに黄色アヤメ・シャクヤクなど夏を知らせる花が可憐にさいています。
さあ!今度は、どっちに行こうかな~と考えておられるMさん(*‘ω‘ *)(*‘ω‘ *)
ふと、後ろを見ると、ラベンダーが大きく成長していました。色づくのは、もう少し先のようですね。
でも、一緒にパシャリッ!また、ラベンダー色の花が咲いたとき、写真取り直しましょうね。
まだまだ、Mさんの無いもの探しは続きました。ないな~?変だな~と国道まで上がっていきましたが、そこで、雨がパラパラと・・・・仕方がないな~、帰るか、また、別の日に探そう!Mさんの探し物は一体何だったのか・・・・一緒に歩いた職員もわかりません。でも、何時でも、無いもの探し、お付き合いしますよ。
軽く雨に当たり戻ってみると、優しく、シャクヤクの花が出迎えてくれました。
その隣には、お隣様から頂いた都忘れが、楚々と飾ってありました。Mさん、お疲れさまでした💛