インタビュー

堀田 亮
 真駒内の丘 こゆき/グループホーム
副主任・社会福祉士

介護の仕事を選んだ理由は何ですか?老人介護の仕事を意識するきっかけは何かありましたか?

北星学園大学で福祉について学んでいました。社会福祉士を取得するために勉強していましたが、仕事現場として児童、障害、高齢者と実習していくなかで、高齢者の方たちの現場が一番向いているなと感じました。幼稚園生から小学生の頃までは近くに祖父母が住んでおり、優しくしてもらった思い出もあったからかなぁと思うこともあります。

左)入居さまの生活記録はパソコンを使用して入力 右)お薬はスタッフ全員で確認する

アイに入社してみて以前の仕事とは違うことはありますか?

以前は、デイサービスの生活相談員として働いていました。今はグループホーム内でいち介護職員として働いているので、ケアをする仕事がより身近になっています。当初は入居者さまと直接関わることも初めてだったので、続けていけるか不安がありましたが、先輩方にサポートしてもらい、入居者のみなさまの笑顔に支えられ仕事ができています。

ケアの時に心がけていることはなんですか?

その人との心理的距離感を大切にしています。介助しているときに、近過ぎても嫌だなと感じるかたもいらしゃいますし、その逆もあります。相手の心境を考えて距離を見極めてケアしています。入居者さまの暮らしのなかに僕らが入って一緒に生活しているという意識が強いかもしれません。

レクでつくったものは居間に貼って鑑賞。制作をしたものを通しての会話も楽しい。

働いているなかで嬉しかったことはありましたか??

敬老会、夏祭りなど季節毎にレクリエーションをしているのですが、その時に「楽しかったよ」「あれはよかったね〜」という表情がみれた時はやって良かったなと思います。入社当時は、自分の成長過程を入居さまが見守ってくださっていて、できることが増えると「うまくなったね」など声をかけてくださいました。

グループホームでは生活支援として家事や掃除も行いますが、そういったことは得意ですか?

アイに入社してできるようになりました。料理をすることもあまり得意でなかったので、最初は周りのスタッフのみなさんにサポートしてもらいながら少しづつ習得していきました。入浴介助も初めての経験だったので学びの連続でした

今後の目標はありますか?

今年の4月から副主任になり、新しいポジションで色々な仕事をさせてもらっています。上司である係長と共に新規の入居者さまの訪問や事務作業、金銭管理など、管理する側のことも学びながら、入居者さまはじめ、ご家族の方々とも積極的にコミュニケーションをとって、いいケアをしていきたいと思っています。来年の1月には介護福祉士の試験もあります。アイの試験への助成制度を受けて、受験したいと考えています。会社が資格を後押ししてくださるので、研修自体もいきやすく、しっかり学ばなければと力が入ります。