施設日記

三施設合同研修会

2019-03-29

先日、3月27日に澄川の丘、真駒内の丘、藤野の杜の3施設合同研修会が開かれました

テーマは移乗介助についてです。もなみクリニックの理学療法士、武田先生をお招きしての実技演習を中心に行いました。

疑似体験セットを使用しての実技演習。初めて装着した方も多く、身体が圧迫されて思うように動かない状況を、身を持って体験しました

椅子から車いすの移乗では、介助者側の左右への体重移動が互いへの負担を少なくするという事を学びました

 

ベッドから車いすへの移乗動作は対象者の身体を小さくまとめる方法が良いことや、麻痺のお持ちの方のわきを抱えると脱臼を生じるリスクがあるので、肩甲骨付近を支えていく方法など、ポイントをわかりやすく説明していただきました。

階段昇降は疑似体験セットを使用して昇降してみましたが、思った以上に恐怖感を感じました。安全に配慮し危険を予知したうえで、不安を与えない様介助することの必要性を再認識したところです。

介助者側においても、過度な負担がかかる事での腰痛などが生じないよう、今回の経験を忘れずに実践していきたいと思います。